自分に合った建築会社はどこ？

ハウスメーカー、ビルダー、工務店、設計事務所を徹底比較！

建築会社はハウスメーカー、ビルダー、工務店、設計事務所の4つに分けられます。
家づくりのための情報収集をすると、有名なハウスメーカー以外にもたくさんの建築会社があることが分かってきます。特に「ビルダー」とは最近になって使われるようになったので、あまり馴染みのない方も多いはず。家づくりにおいてなにを重要視するのか、それぞれのメリット・デメリットを知って、ご自分に合った建築会社を選びましょう！

ハウスメーカー
全国規模で営業所を展開している大手の建築会社のこと。独自の商品やコンセプトを持っていることが多く、高性能の住宅を建てることができます。規格住宅やセミオーダーの住宅が多く、デザイン性は低いのが特徴です。

　メリット
　　・性能にこだわって建てられる
　　・実際にモデルハウスを見ることができ、イメージがしやすい
　　・たくさんの施工実績がある
　　・保証がしっかりしており、アフターメンテナンスの体制も整っている

　デメリット
　　・価格が高い
　　・設計の自由度が低い
　　・担当者が途中で変わる可能性がある


ビルダー
ハウスメーカーほど規模は大きくないが、ある程度の規模で営業する中規模の建築会社のこと。ハウスメーカーと工務店の中間に位置しています。セミオーダーが中心の会社もあれば、完全フルオーダーの会社もあります。設計や施工を自社で行い、中間のマージンをカットすることで比較的ローコストで建てられるのが特徴です。

　メリット
　　・比較的ローコスト
　　・豪華すぎない現実的なモデルハウスが見られる
　　・工期が短い

　デメリット
　　・プランによっては価格が高くなる
　　・会社によってレベルにばらつきがあり比較しにくい
　　・ハウスメーカーほど保証がしっかりしていない


工務店
特定の地域に密着して、地元に根付いて営業している建築会社のこと。自社商品や決まったコンセプトはなく、フルオーダーの家づくりができます。自社設計・自社施工のため設計の自由度が高く、それでいてローコストで建てられるのが特徴です。

　メリット
　　・価格が安い
　　・地域密着型なので評判に信ぴょう性がある
　　・設計の自由度が高い

　デメリット
　　・モデルハウスが見られない
　　・最新の技術には対応できない場合も
　　・比較的工期が長い
　　・倒産のリスクがある


設計事務所
ある程度の範囲で施工エリアを決め、事務所を構えている会社のこと。デザイン性にとことんこだわり、変形地や狭小地などにも柔軟に対応してくれます。設計だけの依頼も可能です。独創的な家を建てたい人や、仕様や素材など細部までこだわりたい方にはオススメです。

　メリット
　　・とことんこだわって家づくりができる
　　・提案力がある

　デメリット
　　・価格が高くなりがち
　　・自分に合った建築士を探すのが大変
　　・工期が長い


いかがでしたか？
ネームバリューや安心感で選ぶならハウスメーカー。
手頃な価格でデザインにもこだわりたいならビルダー。
価格を安く抑えたいなら工務店。
とにかくデザイン性を追求したいなら設計事務所。

このように、どんな家を作りたいかを考えることが大切です。
そこから自分に合った建築会社を探していきましょう！