住宅購入のステップ〈前編〉

はじめに
住宅購入は、ほとんどの人にとって人生に一度のイベント。だからこそ、どう始めたらいいか、どのように進んでいくのかわかりづらく、モヤモヤしてしまいますよね。
この記事ではマイホームを購入するまでの道筋をわかりやすく説明していきます。

1.検討時期
理想のマイホームを手に入れるためには、検討時期の準備は欠かせません。
実際に動き出す前に情報収集をすることが大切です。
また、夫婦どちらか一方が勝手に進めてしまってはいけません。本当にマイホームが欲しいのかどうかも含め、家族で話し合いながら進めていくことを心掛けましょう。

●エリアの絞り込み
まずはどのエリアを希望するか考えましょう。
子供の学校なども関係してくるので、ここは何度も話し合いをする必要があります。
また、希望のエリアに物件(土地)がなかったり、希望の住宅会社のエリア外だったりといった可能性もあります。他の希望条件と兼ね合いを考えましょう。
エリアが絞れたら、現地に足を運んでみるのもオススメです。

●希望条件を考える
注文住宅・分譲住宅・分譲マンションか、また新築か中古かといったこともある程度は考えておけるとよいですね。
また、どんな雰囲気の家がいいか、部屋数はどれくらいほしいか、リビングの広さはどれくらいか…雑誌やインターネットで情報を集めながら想像して、希望に合った物件が見つかるようにしておきましょう。

●入居時期を考える
いつ新居に暮らし始めたいか計画することは、マイホーム購入のステップの中で最も重要な項目です。
仮の形でもいいのでゴールの月を決めてしまいましょう。ゴールが決まっていないと、マイホーム探しがいつまでもダラダラと続き、一生マイホームに住むことができません。


2.物件の見学
希望の物件を見学します。
また、土地や物件がうまく見つからない場合は、希望の住宅メーカー・不動産屋で相談してみるのがオススメです。インターネット上では手に入れられない情報は足で収集しましょう。


3.物件の決定・プラン相談
物件を決定したら、申込の前に気になることを解消しておきましょう。

●資金計画
分譲住宅・分譲マンション・中古物件の場合、概算ですがおおよその必要資金を教えてもらうことができます。ここをきちんと確認した上で申込をしましょう。

●プラン相談
注文住宅の場合は、簡単なプラン(間取り)集などを見せてもらえたり、申込前に実際にプランニングしてもらえることもありますので、担当者に確認してみてください。
自分たちの希望の家ができるかどうかわかってから申込をし、トラブルを回避しましょう。


後編に続く